
「書きたいことはあるのに、英語にすると支離滅裂になる…」
「いつも同じような単調な文章になってしまう…」
英語のライティングで最も大切なのは、実は英語力そのものよりも「論理の型(Paragraph Writing)」です。英語には、読み手が理解しやすい決まった情報の順序(序論・本論・結論)があります。
最新のAIを活用すれば、あなたのアイデアをこの「型」に流し込み、説得力のある英文へと昇華させることができます。今回は、ライティングの質を構造から変えるプロンプトを紹介します。
「論理の骨組み(アウトライン)」をAIと練るプロンプト
いきなり英文を書き始めるのは挫折の元です。まずは日本語のアイデアをAIに渡し、論理的な構成案(アウトライン)を作らせましょう。
プロンプト例:エッセイ・アウトライン作成
【AIへの指示(プロンプト)】
| あなたはアカデミック・ライティングの専門家です。以下のトピックについて、英語のエッセイを書くための「論理的なアウトライン」を提案してください。 1. 構成:序論(Introduction)、本論(Body)2〜3点、結論(Conclusion)の構成。 2. 指示:各セクションで述べるべき「主張」と、それを支える「具体的な根拠や例」を箇条書きで示してください。 3. つなぎ語:パラグラフ間をスムーズにつなぐための「Transition Words(However, Furthermore等)」の候補も添えてください。 [トピック:例:SNSが若者のコミュニケーションに与える影響] [私の考え:例:メリットはあるが、対面での深い交流が減るデメリットの方が大きいと思う] |
プロンプト解説
このプロンプトにより、AIはあなたの断片的な思考を「英語圏のロジック」に変換してくれます。骨組みがしっかりしていれば、あとは肉付け(英文作成)をするだけなので、書くスピードが劇的に上がります。
AIによる「段階的添削」プロンプト
一気に直されると、どこが改善されたのか分かりにくいものです。AIに「文法」「語彙」「論理」のステップに分けて添削させましょう。
プロンプト例:3ステップ・フィードバック
【AIへの指示(プロンプト)】
| 私が書いた以下の英文を、プロの編集者の視点で添削してください。ただし、一度に直すのではなく、以下の3ステップで解説をお願いします。 Step 1:文法・スペルミスなどの「基礎的な修正」。 Step 2:より自然で洗練された「語彙・表現の提案」。 Step 3:論理構成や説得力を高めるための「文章の組み換え・削除・追加の提案」。 [ここに作成した英文をコピペする] |
プロンプト解説
この「段階的添削」こそがライティング学習の肝です。「なぜその語彙に変えたのか」「なぜ文章の順序を入れ替えたのか」を理解することで、次に自分で書く時の再現性が高まります。
「代入・拡張練習(Substitution & Expansion)」で表現を広げる
同じ表現の繰り返しを避け、豊かな文章にするためのトレーニングです。一つの文をAIに複数のバリエーションで書き換えさせます。
プロンプト例:表現のパラフレーズ(言い換え)特訓
【AIへの指示(プロンプト)】
| 以下の1文について、意味を変えずに「異なるニュアンスや構文」を使って、5パターンの書き換え案を提示してください。 1. フォーマルな論文風 2. 友人に伝えるカジュアル風 3. 簡潔で力強い(Concise)表現 4. 丁寧で控えめな(Polite)表現 5. 関係代名詞や分詞構文を使った複雑な構造 [対象の1文:例:I think learning English is difficult but important.] |
まとめ
ライティングは、自分の思考を「言語化」し、他者に「届ける」ためのクリエイティブな作業です。
ProBIZ では、単なる翻訳ではない、「ロジカル・シンキングとしてのライティング」を提唱しています。AIをパートナーに選び、型を学び、表現を磨く。このプロセスを繰り返すことで、世界に通用する発信力を手に入れましょう。